新居、といってもぼくの生家だが、では小さい庭がある そこにはソテツやツツジなどいろんな植物が植えられていて 小さい頃は、なぜ南国ではないどちらかといえば雪深いウ…
夜にふと鏡をみると、さくらがいた 鏡越しにぼくの方をじっと見ていた なにか悩んでいるかのようだ さくらのこの顔に ぼくはいつもやられてしまう
ずいぶん新居に慣れてきたのか、みんなウロウロし始めた 新たなお気に入りの場所を探しているようだ すずはビビリながら忍び足でゆっくり探す 見慣れたはずの鏡にもいち…