おせちと猫

この数週間、仕事が忙しくてブログの更新も儘ならない日が続き
正月休みになったらなったで、家の大掃除などで
ウチの子たちと触れ合う時間もなかった

いつもさくらは泣きながら僕の膝めがけて飛び乗ってくるのだが
嫁の股座に挟まりつつ、僕をヨソのおっさんを見るかの如く
シラッと横目でチラ見されてしまった

これではマズイと思い、やたらネコ撫で声で
さくらちゃぁん、りんくぅぅん、くろろん、すずちゃゎん
などと気持ち悪く呼んだり撫でたりしてみたが
皆うっとおしそうに僕から離れるばかりだ

仕方がないのでスネながら
僕は正月気分を味わう程度のおせちモドキの準備を始めた
母方の実家の会津の料理であるこづゆの出汁の貝柱を戻したり
塩数の子を戻したり、イジケながら一人戻し作業をしていた
数の子

そのおせちの数の子やらニシンやら貝柱やら
海の幸の匂いに誘われて、いつの間にかみんな集合
台所では「それをおくれ」とみゃーみゃー大合唱が始まった

僕はスネていたので無視を決め込むと
誰か(たぶんりん)が田作りを見つけ僕の目を盗んで
いつの間にか食べつくしてしまった
現行犯で捕まえることができなかったので、怒る訳にもいかず
それを契機に僕のことを美味しいものをくれるよそのおっさんと
微妙に格上げされたので、良しとすることにした

関係ないが最後に
空を飛ぶ夢を見ているブサイクな姿のりんをよく見かける
飛行士?
パイロットかスーパーマンか
格好いい職業についてる夢を見ているのだと思うが
目が半開きで白目になっているよ