昨日からもみじは通院している
朝会社に行く前に病院に預け、晩に引き取っている
先生の説明によると、腎臓はあまり機能していないが、想像していたより悪くはないとのこと
それよりレントゲンとエコーで判った事だが、胃と肝臓の間に腫瘍らしき物があるらしい
それが胃に癒着し胃が変形し、肝臓もそれらに押し出されて変形してしまっているのではないかとの見立てである
すなわち癌である可能性が高く、高齢であり腎臓も悪く手術には到底耐えることができない
当面できることは強度の脱水症状を改善することであり、点滴治療しかできることはない
開腹してみないと確かなことは判らないが、この腫瘍が今回の原因ではないかと言われる
今日ももみじを病院から引き取りに行き家に帰る
家に着くとまず一目散にトイレに行き、うんちをしようと踏ん張る
踏ん張ること約5分、直径2センチほどのカッチカチのものをなんとか捻り出す
それを終えると地べたで横になりじっとする
さっき気づいたのだが後ろ足が動かなくなってしまったようで、前足だけで歩くようになった
歩くのも辛そうでフラフラしている
もうベッドに登ってくることはないのだろうか
水を飲みにベッドから降りるとき僕の顔を踏んづけることもないのだろうか