最近YouTubeで好きなミュージシャンの動画ばかり見ている
10数年前、僕が10代の頃は今のようにネットなどはなく
好きな音楽に接することができるのは音楽誌かレコード屋であった
レコードを買うほどお金はなく
毎日音楽誌を舐め尽くすように読み
無意味な擬似体験で味わっていた
よく溝が無くなるくらいレコードを聴くというが
僕は紙が擦り切れるほど音楽誌を繰り返し読んだ
時が流れ、今はYouTubeなどで
手軽に音楽に接することができるようになった
とても便利な時代だ
と前置きはこれくらいにして
Teenage Fanclubの動いている姿をはじめてみた
特に1stのカソリック・エデュケーションの頃なんて
音と風貌が若々しすぎて、とても今から想像できない
古いものから順々に観ると
熟成(老化?)していく様がよくわかる
1st – A Catholic Education
Everything Flows
ディストーションが懐かしい
2nd – Bandwagonesque
What You Do To Me
https://www.youtube.com/watch?v=9Z50eOse7tk
CDに溝があるならば擦り切れいてるだろう
3rd – Thirteen
Hang On
https://www.youtube.com/watch?v=JyyXVzqiOLE
イントロこそハードだが、とても甘ったるいメロディだ
4th – Grand Prix
Sparky’s Dream
https://www.youtube.com/watch?v=0KhkPPaZRpU
関係ないがジェラード・ラヴがヒュー・グラントに見える
5th – Songs from Northern Britain
Ain’t That Enough
https://www.youtube.com/watch?v=mu7ClSNACv4
これ以降の Howdy! と Man-Made の動画は見当たらなかったが
時が経つにつれノイズが少なくなり
メロディーのみ純粋培養したような美しい楽曲
こんな感じで最近の僕の休日は
昔に観ることができなかった、聴くことができなかったものを
必死に探している
YouTubeとは
失われた想い出を取り戻してくれる魔法の箱