このところの出張ラッシュにうんざりしている
月の1/3はホテル生活で、手持ち無沙汰から
最近本を読むようになった
手に取った本が「百瀬、こっちを向いて。」と「ノラや」だ
「百瀬、こっちを向いて。」は
中田永一という作家(某作家の別名らしい)の恋愛小説で
一話一話が長くなく、一気に読んでしまった
人間レベルが5段階中2の冴えないの「僕」が
尊敬する先輩の彼女の「百瀬」と付き合っているフリをすることになり
そのうちに百瀬のことを好きになっていく
そんな小説みたいな事あるかい!と小説に突っ込んでしまうほど
ベタな内容だけど、そのベタさがとてもいい塩梅で
読後感は爽やかで、甘酸っぱい気持ちが心地よかった
あと、これを読んでると
嫁が恋したいの?って冷たい目で見られた
そうじゃないんだよ、わかってないなぁ
チミも読んでみろ、おんなじ気持ちになるから
「ノラや」は内田百聞の随筆集で
飼っていたノラ猫の「ノラ」との微笑ましい毎日から始まるが
「ノラ」がある日突然いなくなり
それからの狼狽する作者の様が笑うに笑えなくなり
自分に置き換えるてみると、とても身につまされて
仕舞いには寒くて丸くなってたウチのさくらを
半ベソかきながらギュッと抱きしめた
さくらは迷惑そうだったけど
結論
本っていいな
恋っていいな
猫っていいな